発売日: 2014年10月15日 水曜日 - 発売中新刊発見日: 2019年02月09日(2024年09月07日 15時27分 JST時点)
綾辻行人によって選ばれたミステリアンソロジー。新旧取り混ぜた名作揃いなのは間違いありませんし、それぞれに違ったテイストの作品が読めるのも魅力。 お気に入りは唯川恵「過去が届く午後」。……これ、ひたすらに怖い!じわじわと迫りくる恐ろしさです。でもどこかしら哀しさもあるなあ。こんな悔やみ方はしたくないものです。 泡坂妻夫「砂蛾家の消失」も好き。確かにこの中で一番古い作品だなんて思えないなあ。
幽霊紳士 『女社長が心中した』 倒産寸前の会社を経営する女社長。男と性交中に心中をはかる。心中と判断した杉戸刑事の前に現れたグレーの紳士。会社のために男と寝る秘書。毎日隠れ家にやって来ていた女社長の車の秘密。 『老優が自殺した』 元刑事の猪木が受けた依頼。落ちぶれた俳優・村崎の行動を調べる猪木。調査終了後に自殺した村崎。村崎が恋した女優・中根つね子。つね子が結婚しようとする須藤。結婚のためにつね子が村崎を殺害したと考えた猪木の前に現れたグレーの紳士。 『女子学生が賭けをした』 猪木探偵に結婚のための3人の男性の素行調査を依頼に来た小楯和子。同じ日に異なる喫茶店に男性達と待ち合わせをすっぽかして行動を探偵たちに見張らせる調査。和子が目撃した大学とブローカーの取引。お金をいれトイレに置いた鞄をブローカーが同じ鞄を持ち交換する裏取引。取引の金を奪う和子の計画。 『不貞の妻がさった』 小楯和子が就
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