作品集: 84 投稿日時: 2009/08/23 19:44:12 更新日時: 2009/09/05 09:56:36 評価: 19/74 POINT: 4020 Rate: 10.93 それは、「なんでもない日バンザイ!」と叫びながら三跪九叩乱舞して隣の家に突っ込みたくなるような、なんでもない日のこと。 魔法の森近辺を、氷精のチルノと地底の橋姫、水橋パルスィが連れ立って歩いていた。 なんでこの二人がと思われるが、どうもチルノがみょんなことから地下に行った折に知り合ったようであり、それからちょくちょくと遊んでいるらしい。 とりあえず二ボス同士、仲の良い感じだった。 「ほら、ここが魔法の森だよ。パルパル君」 「そんなベンキでも舐めさせられそうな呼び方するな!」 ……仲の良い感じだった。 「それにしてもここが魔法の森か。地上にあるくせにすごくじめじめしてそ