ナイキジャパンが5月から6月にかけて、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「mixi」で展開したソーシャルバナー広告を展開した事例は大きな成功を収めたのは記憶に新しい。ソーシャルバナー広告は聞き慣れない言葉だが、SNS内でつながる友人や知人の関係をつたって、ユーザー自身が広げていく広告を指す。国内でソーシャルバナー広告に取り組んだのはナイキジャパンが初めてだが、想定を超える結果をたたき出した。広告のクリエーティブは素材、デザインなど自由にカスタマイズできるサービス「NIKEiD(ナイキアイディー)」で、mixiのユーザーが自由にカスタマイズして作った“マイモデル”のシューズデザインを広告として配信し合ったことで、大きな反響を集めた。 期間中、ナイキジャパンがmixi内に設置したキャンペーンページ「NIKE FRIEND STUDIO」の来訪者数は213万人に及び、その8割はユー
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