米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は21日、ソニーが米グーグルと提携して先週発売したインターネット対応テレビに対し、米テレビ局の三大ネットワークがネット上の一部番組の配信を停止していると伝えた。 大手放送局のネットに対する警戒感が根強いことを示した。新型の「ソニー・インターネットTV」はグーグルの検索機能を使い、放送番組とネット上の動画などを一度に検索できるようにしてネットとテレビの融合を目指しており、販売に影響が出る可能性がある。 同紙によると、放送局側が違法コンテンツをサイト上に載せてきたグーグルの姿勢に懸念を抱いている。ABCとCBS、NBCがサイト上で公開しているドラマ番組は「インターネットTV」で見ることができない。(共同)