内田博幸騎手(中央)は11年度厩舎関係者表彰式で久しぶりにファンの前に姿を現した(左端は福永祐一騎手、右は勝浦正樹騎手)=中山競馬場【フォト】 落馬による首の負傷で昨年5月から戦列を離れている日本中央競馬会(JRA)の内田博幸騎手は9日、中山競馬場で復帰の見通しについて「もう馬には乗れるが、勝負は甘くないので、しっかりと準備をして(28日の)東京競馬から」と語った。 地方から中央に移籍2年目の2009年にJRAの年間最多勝に輝いた内田騎手は、昨年5月11日に地方・大井競馬で落馬し「頸椎歯突起骨折」に見舞われた。入院、リハビリに約半年を要した後、昨年12月から乗馬を開始。11日に最終検査を受け、許可が出れば調教での騎乗を再開する。(共同)