先月、エアコンや冷蔵庫などいわゆる白物家電の国内での出荷額は、台風などによる天候不順でエアコンの販売が低迷したことなどから、前の年の同じ月と比べて15%以上減少し、2年8か月ぶりの大幅な落ち込みとなりました。 電機メーカーなどでつくる日本電機工業会によりますと、先月のエアコンや冷蔵庫などいわゆる白物家電の国内出荷額は2261億円で、前の年の同じ月に比べて15.9%減少しました。 白物家電の出荷額が前の年の同じ月を下回ったのは3か月連続で、15%以上の落ち込みは2年8か月ぶりのことです。 これは、先月の出荷額に大きな割合を占めるエアコンや冷蔵庫が去年は猛暑で好調だったのに比べて、ことしは台風8号に伴う豪雨など天候不順で不振だったことが大きな要因です。 また、販売現場で消費税の引き上げに伴う駆け込み需要の反動による影響が続き、洗濯機などの出荷が伸び悩んでいることも響きました。 電機工業会は「天