<テニス:全米オープン>◇最終日◇8日◇米ニューヨーク・ナショナルテニスセンター◇男子シングルス決勝 錦織圭(24=日清食品)の快進撃がついに止まり、準優勝に終わった。 錦織は悔しさをにじませながら、快挙に手応えも得たようだった。 -敗因は 錦織 チリッチは何回も勝っている相手。勝てるというのが見えたのも、集中できなかった理由の一つ。ここまで硬くなったのは久しぶり。試合に入り込めなかった。(四大大会で勝つ)チャンスだったので、逃したのは悔しい。 -プレー内容は 錦織 (体が)なかなか速い動きについてこなかった。最後まで感覚がつかめないまま終わってしまった。ずっと迷走している感じ。 -世界のトップに近づいた大会だった 錦織 一番自信になるのはワウリンカやジョコビッチに競り勝つことができたこと。強い相手にしっかり勝ちきることができた。攻撃的な、理想とするプレーになってきている。 -体力面が向上