今月18日、岐阜県瑞浪市の中央自動車道で起きた土砂崩れで、斜面から流れ出た土砂に陶磁器の原料と見られる土が大量に混ざっていたことから、岐阜県などは21日、近くにある陶磁器原料メーカーの工場を立ち入り調査しました。その結果、県は流れ出た土は産業廃棄物の汚泥と判断したうえで、会社に対し崩落を防ぐよう措置命令を出したことを明らかにしました。 岐阜県によりますと、土砂には陶磁器の原料と見られる白い粘土質の土が大量に混ざっていました。 斜面の上には陶磁器原料メーカーの工場があって、土砂の中からはこの会社の名前が入った樹脂製の大きな袋も見つかり、岐阜県は21日午後、瑞浪市の担当者とともに廃棄物処理法に基づいて工場への立ち入り調査を行いました。 その結果について岐阜県は21日夜に会見し、「流れ出た土は陶磁器の製造過程で出た商品価値のないもので、産業廃棄物の汚泥と判断した。この状態は少なくとも10年前から
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