東京 八王子の東京都立大学で、教授で社会学者の宮台真司さんが刃物で襲われ重傷を負った事件で、事件に関わったとみられる男が事件の前、大学から数キロ離れた町田市のほか、その隣の相模原市でも防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。男が事件前に捨てたとみられるペットボトルからDNA型が検出されていたことも分かり、警視庁が詳しい足取りを調べています。 去年11月、東京 八王子の東京都立大学南大沢キャンパスで、この大学の教授で社会学者の宮台真司さん(63)が刃物で切りつけられ、警視庁は、事件に関わった疑いのある男の映像を公開して、殺人未遂の疑いで捜査しています。 これまでの調べで、この男とみられる人物が事件の前、大学から南に数キロほど離れた町田市内の防犯カメラに写っていたことが分かっていますが、隣の相模原市内でも防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。