本作は初代PlayStation風のグラフィックで描かれる、ステルス要素のあるサバイバルホラーゲームだ。改題前は『Dinohazard』との名称で配布されており、その名のとおり『ディノクライシス』『バイオハザード』のテイストを強くオマージュしている。本作で脅威となるのはゾンビではなく、恐竜である。主人公は、極寒の地の研究施設で唯一残った生存クルー。しかしすでに食料は底を尽き、施設内にはなぜか小型恐竜のラプトルが徘徊している。生き延びるためには、肉食恐竜たちの目をかいくぐって施設を脱出しなくてはならない。 全体を通じて往年のサバイバルホラーを彷彿とさせるつくりになっており、カメラはエリアごとに固定。WASDによる操作も現在主流の前後左右移動ではなく、「Wで前進」「A/Sで方向転換」との入力系統になっている。そのため序盤は古式ゆかしい操作方法に慣れるまで時間がかかるかもしれない。逆に、当時のプ