「片恋の日記少女」は中村明日美子による漫画作品。 作者の初の少女漫画短編集である。 初版は2008年、その後2016年に電子書籍化された。 「父と息子とブリ大根」、「待ち人キタリ」、「娘の年ごろの娘」、「とりかへばやで出会いましょう」、「原色メガネ男子標本」、「片恋の日記少女」、「みたいなメモリー」の7編からなる。 探しても見つけ難いのに、恋とは突然訪れるのです―― 表題作『片恋の日記少女』をはじめ、父と元・息子、父と娘の友達、姉と偽り男と会う弟、など、親子兄弟ジェンダーが入り混じったヒトとヒトとの多彩な関係をおかしく切なく描いた作品集。 (「片恋の日記少女 (花とゆめコミックススペシャル)」より) とりかへばやで出会いましょう 「とりかへばやで出会いましょう」は、女装男子が姉の身代わりにデートへ向かう話。 年の離れた姉のさなえが、出会い系サイトで知り合った相手と待ち合わせることになった。