2017年12月15日のブックマーク (3件)

  • ぼくの人生は世界を救うような物語の主人公じゃないけどそこそこドラマがある。 - りとブログ

    …って思ってるりとですこんにちは! 若干中二っぽい匂いも醸した冒頭の今日は、また小説の感想を書きますよ! 今回読んだはこちらです!冒頭のネタバレがありますよー。 伊坂幸太郎さんの「アイネクライネナハトムジーク」 アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2017/08/04 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る リサーチ会社に務める主人公の佐藤くんは、冒頭で街頭アンケートに立っています。 アンケートって頼まれる側からすると面倒ですよね…無下に断られ続けるうちに次第にくじけそうになっていく佐藤くん。 なぜ彼はこんなことをしているかというと、先輩のミスに巻き添えをらったためなのです。その先輩は、職場で奥さんから「子どもをつれて出て行きます」という電話を受けて、我を忘れた一瞬の間に会社のPCをうっかり壊してしま

    ぼくの人生は世界を救うような物語の主人公じゃないけどそこそこドラマがある。 - りとブログ
    rito-jh
    rito-jh 2017/12/15
    今日ご紹介する本もなかなかにオススメっす!
  • 私が永江一石さんのツイートにムカついた本当の理由 - おのにち

    こんにちは、最近は会津の片隅で穏やかに暮らしているおのにちです。 でも久々にカチーンとくるツイートが回ってきたので少し書かせて頂きます。 この話、この人はそういう人だから取り合わない方がいいですよ、的な忠告もありしばらく寝かせておいたのです。検索してみたらなるほどなるほどー、みたいな感じだったし。 こうした人たちは良い方向でも悪い方向でも、討論を巻き起こすことで知名度を高めているのでしょう。 だから悪い方向への言葉は拡散せず、悪性インフルエンサーの手助けをしてはいけない、という意見も分かる。 だから、私もしばらく寝かせておいたのですが…寝かせても結局怒りは収まらず、書かずにはいられないので書かせて頂きます。 今更この人を突き上げるのが周回遅れなのは分かってますが、私は知らなかったし、気でこの話にいいね!やリツイートをしているフォロワーさんも居る。 またフェイスブック界隈では未だに気で信

    私が永江一石さんのツイートにムカついた本当の理由 - おのにち
    rito-jh
    rito-jh 2017/12/15
    ああ…すごいわかる…、そして同時にすごくわかりやすく綴る小野さんの文章テクにも驚かされました!
  • 北村薫『ヴェネツィア便り』感想-時を越えて届く物語 - おのにち

    北村薫さんの『ヴェネツィア便り』を読み終えた。 タイトルから旅エッセイだと思い込んでいたので、読んでみて少し驚いた。 新刊の中身は短編小説集であったのだ。 それも少し仄暗い、不穏な気配のする物語が多かった。 心中をしよう、から始まる双子の兄弟の物語『誕生日-アニヴェルセール』、溢れだす「ナニカ」に祟られるホラー『開く』、不思議な力を持つ会社の同僚を描いた『岡さん』。嫌な気持ちがもわっと立ち上がってくるような『黒い手帳』。 どれも短くて淡々とした話なのだけれど、物語の中に刻まれた時間が奥行きを感じさせてくれる。テーマは『時と人』だそうである。 書かれていない余白を、終わりのその先を想像したくなるような物語であった。 北村薫といえば殺人が起きない、優しいミステリのイメージが強い作家さんである。 けれど傑作ミステリ『盤上の敵』のように、名前のない悪意や、どうしようもない残酷さを静かに描くような

    北村薫『ヴェネツィア便り』感想-時を越えて届く物語 - おのにち
    rito-jh
    rito-jh 2017/12/15
    ぼくはついつい物語に「癒し」を求めてしまうので、対極のものを交互に味わう小野さんの読書スタイルに「ぼくもまだまだだな…」と思わされました。ヴェネツィア便り、今度チェックしてみよう!