しばらく更新をサボっていたのは、当然のことながら『魔法使いの夜』(TYPE-MOON)をやっていたためである。木曜日に初めて土曜日にはクリアしたんだけど、クリアしたらしたでいろいろぐるぐると考えたり、気になっていた部分をリピートしたりしていたのだった。そろそろこのままだと『魔法使いの夜』について書くタイミングさえも逃してしまいそうなので、とりあえずまとまりのないままに書いてみようと思う。 今回の話を一言で説明すると”日常系”と言う感じで、月姫やFateとは一線を隔している感じがある。これはどういうことかと言うと、以前の作品が突然に非日常に叩き込まれた主人公が戦いに挑む物語であるのに対して、今回の物語において主人公たちが生きる”日常”の物語なのだ、ということだ。もっともその日常は”魔術師の日常”ではあって、その中には生死をかけた闘争もあるわけだけど、その闘争そのものは目的ではなく、ただそれが