19日全国公開のアニメ「思い出のマーニー」。スタジオジブリ制作の、この夏の注目作のひとつだが、「ジブリ制作のアニメはこれが最後になりそうです」と語るのは同スタジオの関係者だ。 興行収入304億円で日本国内歴代トップの「千と千尋の神隠し」(2001年)や同196億円の「ハウルの動く城」(04年)、同192億円の「もののけ姫」(1997年)など日本映画界に大きな足跡を残してきたジブリに何があったのか。 「昨年公開の『風立ちぬ』を最後に宮崎駿監督(73)が引退したときからスタジオの解散説がささやかれ、今年春になってから、スタジオ創業メンバーでプロデューサーの鈴木敏夫氏(68)も決断し、スタジオのスタッフにそれが伝えられています」 それは大ニュースだ。 「ただこれだけ大きなスタジオが一気になくなるというのは衝撃だけに、それを発表するタイミングを探っているところです。今後は新作はつくらず会社としては