コバヤシ画廊 東京都中央区銀座3-8-12 ヤマトビルB1F TEL 03-3561-0515 11:30-19:00 日曜休 近代、ヨーロッパでは多くの美術家達が人体の石膏型を用いていた。 その状況下でロダンが「型どり」と間違えられるような彫刻を制作し、自ら本手法を否定したのは何故か? NUDEとNAKED、視覚的現実と美術的現実との相関関係を今日、あらためて問い直したインスタレーション作品 ・・・タイトルとなっている「ロダンと肌膚、NUDE or NAKED」はどのような意味ですか? 今回の作品は、ロダンの《青銅時代》と同じポーズをした人物像を、「ライフ・カスティング(生身の人体からの型取り)」から制作しました。ロダンと肌膚との関係については、複雑な意味内容が含まれているので、後程詳しく述べたいと思いますが、おおまかに言って、本作品の主題は、「西洋の美術、ロダン、型どり」に連鎖される問