タグ

2009年12月24日のブックマーク (7件)

  • 組織というシステムも使い勝手が悪いと使ってもらえない: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 システム開発におけるユーザビリティの話では、使い勝手の悪いシステムはエンドユーザーに使われずに、エンドユーザーが独自につくった、その人自身には使いやすい簡易的なシステム(例えば、Excelなどのスプレッドシート)が使われ、来のシステムが目的にしていたはずの情報の一元的管理ができなくなるということが、よく問題にされます。 使い勝手というのは、そういう意味で重要で、特に代替品がすぐに見つかる場合のシステムの使い勝手は、そのシステムが使ってもらえるかどうかに関わるシステムの存在価値を左右する問題です。 例えば、このブログにもいちおブログ内検索機能はついてますが、あまり精度がよくないので僕自身、ブログ内を検索する際には、Googleのサイト内検索機能を使いますから。 使い勝手が悪

  • 経営戦略における創造性と生産性:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「クリエイティビティ(創造性)の必要条件」や「セレンディピティと創造性:正しいやり方など存在しない」、「デザイン戦略とはデザインプロセスを経営戦略として立案すること」あたりのエントリーで、ずっと企業の経営戦略におけるデザイン戦略というものを考えてきました。 今回はその流れで、創造性を高める経営戦略と生産性を高める経営戦略では、実行の方法論がまるで異なるという話をしたいと思います。 生産性を向上する戦略生産性を向上しようとする企業は、不確実性を可能なかぎり排除しようとします。シックスシグマの思想にみられるようにバラツキは経営の敵という具合に、無駄をなくし、効率化を推し進めます。 商品の生産ラインにおけるバラツキの排除はもちろんのこと、サービス提供に関しても個々人におけるバラツ

  • 未来を切り開くスキルとしての他家受粉: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 これは当にそのとおりだと実感できます。 他家受粉を起こさせる花粉の運び手には、とくに関連もなさそうな複数のアイデアやコンセプトを並列させることによって、新たに優れたものを生み出す能力がある。ある状況やある業界に賢明なソリューションがあるのを発見して、別の状況や業界に置き換えてみると、それがしばしば画期的なイノベーションとなることもある。 僕の仕事は、Webをビジネスにおいていかに活用していくかを企画することです。しかし、みなさんもよくご存知のとおり、Webのビジネス活用はまだ発展途上にあります。Webそのものがバージョン2.0と言われるくらいですので、それをビジネスに活用するという意味では、まだバージョン1.xの途中なのかもしれません。 こうした段階ではすでに発見された手

  • 相手を尊重し、敬意をもって接するために最低限必要な5つのこと: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「リズムを刻む実践的な学習とワークスタイル」などのエントリーでコラボレーションを重視した新しいワークスタイルについて考えたりしていますが、なんか現実はコラボレーションとかいう以前の問題のようです。 コラボレーションとかいう前に、ふつうに他人と仕事をするという場合に、どんなことが必要かがわかっていない人がいるみたいです。 残念ながら。 他人といっしょに仕事をするのが組織における仕事の基になるわけですから、相手を尊重し、敬意をもって接することは最低限必要な基礎スキルだと思います。 ここでは相手を尊重し、敬意をもって接するために必要なスキルについて、5つほど書いてみようと思います。この5つで足りてるかはわかりませんが、思いついたこの5つは最低限必要なことだと考えています。 1.

  • 楽しい仕事をするための8つの条件:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 仕事は楽しくやることが大事だと思っています。 会社が楽しいとか、いっしょに仕事をしている仲間が楽しいとかではありません。 やっている仕事そのものを楽しいと感じられることが大事だと思うんです。 なぜ大事だと思っているかといえば、楽しい仕事をやっているのとそうでない仕事をやっているのとでは創造性が極端に違うからです。 さらにいえば、その楽しい仕事の楽しさを外部に対しても広げ、楽しさを共有できる人数が増えたらさらに創造性は増します。 クリエイティブな仕事だから楽しいのか? あるいは、楽しい仕事だからクリエイティビティが増すのか? どちらが先かはわかりません。ただ、クリエイティビティと仕事の楽しさには強い相関関係があると僕は感じています。 では、どうしたら仕事そのものに楽しさを見出

  • グループワーク: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 IDEOが何より組織的なチームワークによるイノベーション技術を重視するように、デザイン思考の仕事術では、複数人がグループになって仕事をする方法がとられます。ワークショップやブレインストーミング、プロトタイプなどを使ったシミュレーションなどが代表的な方法でしょう。 当然ながら、ひとりで同じ成果が出せるなら、グループワークをする意味はありません。デザイン思考においてグループワークが重視されるのは、その方法を用いれば個人個人がひとりで仕事をする以上の成果が期待できるからにほかなりません。 まず、グループワークということを考える上では、このことを忘れてはいません。 では、どうすればグループワークによってひとりで仕事をする以上の成果を得ることが可能になるか? あるいは、グループワーク

  • 組織の創造性を向上する技法: DESIGN IT! w/LOVE

    いま1つ自分の課題だなと思っているのが、チームやプロジェクトメンバー間での創造力をいかに高めるかということ。 というのも、自分たちのサービス基準として何より「価値創造的であること」を重視したいと思うから。 以前にもチームワークやコラボレーションについては、こんなエントリーを書いてますが、このあたりをいかに創造性の向上につなげていけるかというのが課題だと感じています。 サッカーチームに学ぶ5つのチームワークの鍵未来を切り開く力としてのチームワーク組織の勝負は個の能力ではなくバトン・パスで決まる。 もちろん、個人のスキルアップ、知識の向上は大事だと思いますが、創造力を発揮するには、やはり組織力だと思うんですね。 ただし、それには組織として創造力を発揮するための技法をきちんと身につけなければいけないと思います。 創造力とはもともとそこにあるものではなく、鍛えて手にするものだから。 ブレインストー