2月に東京・青山一丁目駅そばにインキュベーションオフィス「STARTUP Base Camp」をオープンし、スタートアップ支援に加速をつけるサイバーエージェント・ベンチャーズ(CAV)。同社は2006年の設立以降、日本にとどまらず、広くアジア圏にネットワークを構築し、投資を行っていた。 そんな同社はこれからどのようなスタンスでスタートアップと付き合っていくのか。代表取締役社長CEOの田島聡一氏、インベストメント・マネージャーの佐藤真希子氏、ヴァイス・プレジデントの海老原秀幸氏の3人に聞いた。 --CAVでは、スタートアップ支援のプログラム「STARTUPS」を実施してきました。 海老原:前身となるイベントは2009年にスタートしました。以降、2010年に1回、2011年に2回開催しています。初回のイベントでは投資に至ったものは無かったのですが、2010年の回をきっかけにマインドパレット、ト