2020年東京五輪・パラリンピックに向けた暑さ対策の実証実験で、東京都が試作した「かぶる傘」を着けるボランティア。五輪のテスト大会に向かう観客の道案内をした=東京都品川区の潮風公園で2019年7月26日午後1時23分、内田幸一撮影 見た目は気になるけど効果はありそう――。2020年東京五輪・パラリンピックで活動する都市ボランティアの暑さ対策として東京都が考案した「かぶる傘」について、今夏のテスト大会で試用してもらいアンケートを取ったところ、こんな結果が出た。都は来夏の大会本番でも、着用を希望するボランティア全員に提供する方向で検討を始めた。 かぶる傘は、小池百合子知事が5月の定例記者会見でお披露目。直径60センチの傘に付いている顎(あご)ひもをかけて着用する。都は東京大会の暑さ対策に役立てようと、7~8月に開催されたビーチバレー、トライアスロン、ホッケーの各テスト大会で、希望する都市ボラン