JR東日本の各駅で乗車した人数は、去年初めて品川駅が渋谷駅を上回り、渋谷駅は上位5駅から姿を消しました。 また、5番目の品川駅が、37万1787人と前の年より2.9%増えたのに対し、6番目の渋谷駅は、37万1336人と0.2%減り、統計開始以来初めて、品川駅が渋谷駅を上回りました。 渋谷駅が上位5駅から姿を消したのも、初めてだということです。 こうした背景についてJR東日本は、品川駅で、上野東京ラインの開業に伴って常磐線など各線との直通運転が始まり、乗客が増えているのに対し、渋谷駅では、私鉄と地下鉄の相互乗り入れによって、JRへの乗り換え客の減少傾向が続いていることなどをあげています。 品川駅では、ことし10月から、常磐線直通の列車が増発されるのに対し、渋谷駅では、3年後を目標に、埼京線のホームを山手線の真横に移して、乗り換え時間を短縮する計画が進められていて、それぞれの駅で利便性が高まる