プログラムもC/C++と、MicroPythonというPython 3と互換性のある言語のみしか使えません。また、本体には端子が用意されていないので、自分でピンヘッダを購入してはんだ付けするか、Raspberry Pi Picoを取り付けて利用できるハードウェアを使う必要があります。ちなみに海外のサイトですが、PIMORONIではRaspberry Pi Picoと組み合わせて使うキットが発売されています。 制約が多いチップですが、他のラズパイと同じようにGPIOが用意されており、SPIコントローラーが2系統、I2Cコントローラーが2系統、シリアル通信ができるUARTが2系統あるほか、PWMに至っては16系統用意されています。 これだけのI/Oがあれば、センサーなどを組み合わせることで、IoTデバイスとして何かできそうな気がします。実はこの連載で、とある方法でラズパイをIoTデバイスにして
![550円の「Raspberry Pi Pico」をいじり倒す](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/aa0e2f3dc10d2bc803585a8ebdad0deb6e1874cb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F2102%2F16%2Fl_raspipico01.jpg)