その勇ましい容姿とはうらはらに、心優しい大型犬種の「レオンベルガー」。非常に温厚で、家族想いでもあるレオンベルガーですが、まだまだ珍しい犬種でもあります。今回はレオンベルガーの歴史や飼育のポイントについて見てみましょう。 レオンベルガーの誕生 1846年、ドイツ南西部にあるレオンベルク市で作出された「レオンベルガー」。レオンベルガーの名前からも分かる通り、レオン=ライオンに似せるようにと作られた品種でもあります。 また、何故ライオン?という理由にも、レオンベルグ市のシンボルがライオンであったため、当時の市議員であったハインリッヒ・エスィヒ氏がシンボルに似せた犬を作出しようとしたことからレオンベルガーが誕生しました。 ライオンに似せるために用いられた犬種は、大型犬で知られる「ニューファンドランド」と「セントバーナード」。この交配によって、頭部はセントバーナードに寄り、足の指にはニューファンド
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