大事な会議をICレコーダーで録音したが、いざ再生してみると誰が何を話しているのか聞き取れない――。こんな経験をしたことは無いだろうか。ICレコーダーできれいに録音するためのコツは意外に知られていない。今回は、悪条件であっても議事録作成に十分な音質で録音するノウハウを紹介する。 昨今はスマートフォンにも録音機能が搭載されているが、通話やメールの着信で録音が途切れることがある。ビジネスシーンで利用するなら、やはり専用のICレコーダーの方が安心して使える。 ただ、ビジネスでは意外にシビアな環境での録音が必要になる。よくある例が「多人数が参加する会議」「周囲が騒がしいカフェでの打ち合わせ」「ICレコーダーを置く机が無いホールでの講演」といったシーンだ。 そうした難しい状況での録音テクニックについて、ICレコーダーで国内トップシェア(BCNによる2018年の調査)であるオリンパスの大上裕二技術開発機
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