O2O(オンライン・ツー・オフライン)について考える際に、日本におけるスマートフォンの普及率やPC環境を知ることと、リテールとメーカーの2つの視点のハカり方について、このコラムでも触れてきました。 今回は、最も大切な「生活者・買い物客」の視点からハカりたいと思います。「売り手」と「作り手」の視点からだけで捉えると、展開や効果にズレが生じます。では、生活者とネットとリアル店舗をつなぐそれぞれの場面において、何が影響をするか、それらを上手に捉えた日米のリテールの展開事例から考えたいと思います。 まずは、生活者がネットの情報に触れる時 情報への最初の接触がリテール企業のウェブサイトやメール配信から始まる場合、まずはこのサイトの構成・表現がポイントとなります。商品のラインアップや値段のほかに、構成・表現が買い物客自身の関心ごと(自分ごと)に触れる「テーマ」であることが大切になります。 これは、売り
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