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ブックマーク / kokokubeta.livedoor.biz (11)

  • 広告β:シンプルのこころ

    たとえば飲み会を開くことになったとする。お店選びはどうしよう。攻める必要はないが、失敗は避けたいお店選び。白木屋や和民ではありがちで芸がない、しかしそんなにがんばる必要はない。 なら、際コーポレーションやグローバルダイニングが運営している店舗にいけばいい。ある程度の規模があり、安心できる。それでいて、同じ店はそれほどないのでそれなりの希少性を楽しむこともできる。 恵比寿なら、foodscope、ジャパンチキンフードサービス。カフェなら、renovation planningあたりを狙えばいい。 運営は同じ会社なのに、名前が違うお店がたくさんある。統一するどころか、違うお店がどんどん増えていく。シンプルじゃなくて、店舗運営はさぞかし面倒だろう。 相変わらずユニクロが好調だ。やっぱり安いことがいいのだろうか。でも、ジーンズメイトだって十分安い。 そういえばユニクロの服には、他の洋服ブ

    roar-king
    roar-king 2008/12/13
    要は、ものがシンプルなのではなくて、選ぶ側の気持ちがシンプルになるようにするということだ。
  • 広告β:ネットサービスの普及と翻訳、強引モデル

    ネット上を徘徊して定期的に目に入るトピックスとして、サービスの普及についての文章がある。とりわけネット上ではネットサービス、たとえばRSSやソーシャルブックマーク(SBM)などが話題になる。曰く、「なぜ一般普及しないのか?」 もちろん、ニーズがない=そこで提供される価値を多くの人が欲していない、ということはある。質的にそこに壁があって、どうしようもないということも確かにあるのだろう。ただ、それを論じるにはまだ早いという気がしなくもない。思うに、この問題の一つのカギは「翻訳の仕方(あるいは、翻訳を誰がするのか)」である。 おおざっぱに言って、人間は新しいものを既存の枠組みを利用することで理解しようとする。すでにある、似ている何かを通じて理解するのが早いからだ。これは偏見を生んだり、誤りを生んだりするけれども、なによりもスピードが速いし、既存の文脈で理解できることは人にとって非常に楽だ

    roar-king
    roar-king 2008/04/14
    携帯電話のネーミングは素晴らしい。これをトランシーバーと最初に名乗っていたら違っただろう
  • 広告β:もうひとつの検索

    「(あなたの)好みの人はどんな人?」 合コン序盤戦でもよく聞く、定番の質問。 これに対して「自分が好きになった人」、と、禅問答のような回答も 見かけたりはするのだが、ほとんどの人が何らかの内容を即答してくる。 しかし次の問いはけっこう難しい。 「あなたを好んでいる人はどんな人?」 就職シーズン真っ盛りだ。 思えば、就職活動当時、自分が入りたい会社はなんとなくあっても、 自分を求めている会社がどこなのかはさっぱりわからなかった。 最近なら、高性能なジョブマッチングサービスなどがあったりするのだろうか。 たとえば、新商品のオリエンを受ける。想定ターゲットは20代女性。 まあ、そうなのかもしれない。ただ、当かどうかはわからない。 わかるのは、開発陣はそういうつもりで作った、ということだけだ。 この商品は当は誰に求められうるのだろうか? あるいは、ある技術が、誰に必

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    roar-king 2008/03/26
    「私を好んでいる人はどんな人ですか?」10年もしないうちに、逆向きの検索は実装されるのだろうか。
  • 広告β:神様に競争を投げ返す

    よくあるキャンペーンとして、「限定○○様!」というものがある。 説明として、よく言われるのは、限られたものに人間は弱いということ。 違う説明を考えた。それは「選択権ゲーム」。 商売においては、選択権ゲームがとても重要である。 つまるところ、取引において選択権を持っている方が勝つ、そういうゲームだ。 たとえば、合コンで、男4、女1だったらどうだろうか。 大学の男女比が、9:1だったら。 選択権を持っている方が有利になる。 企業対企業は、このゲームの典型的な舞台だ。 合い見積もり。競合プレゼン。相手に選択権がある。 こちらは大勢(競合他社を含む)、向こうは一人だ。 程度の差はあれど、競争に勝つために不利な条件をのんでいく。 ビジネスにおける選択権は、価格決定権に近い。場合によっては、値下げ合戦になる。 「いや、それなら結構です。私は帰ります」 それが言えたらどんなに

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    roar-king 2008/02/05
    「○○人に支持されています」「○○%が支持しています」。これは、遠回しに、相手に競争状態を投げ返す一言だ。相手と同じ立場の、第三者の支持を入れて、仮想の競争状態を作り出す。
  • 広告β:サードプレイスと収益モデル

    中学生か高校生の頃だっただろうか、内田有紀が出ていた「17歳」という ドラマを見ていた記憶がある。あまりドラマを見ないクチだが、記憶に残っている。 何が残っているかというと、そこに出ていた彼らのたまり場。(P's DINERだったか) 行くと、誰かがいて、たまり場になっている。 特に何をするというわけではない。ただ知り合いがいる。 こういうものに、強烈にあこがれた。 私の実家の近くには、空き地があった。 古い工場の跡地で、よく遊んでいた。示し合わせて行くわけではない。 これはひとつの「たまり場」だ。 もう少し大きくなってからは、ゲームセンターがたまり場になっていた。 自分の実家のあたりでは、ヨーカドーなんかもたまり場としての機能を持つ。 大学の時は、自分の家(一人暮らし先)をそうしようとして、無理だった。 年をったら、病院が自分にとってのたまり場になるのだろうか。

    roar-king
    roar-king 2008/01/21
    スタバは「たまり場」になっているのだろうか。なんだか違う気もする。 ところで日本における代表的なサードプレイスはなんなのだろうか。ちなみにイギリスはパブ、フランスはカフェ、ドイツはビアガーデンらしい。
  • 広告β:ユニクロと無印と「普通」の想像力

    SPA(自分で作って自分で売る業態)の雄、ユニクロと無印。 一時期、似た立ち位置にあるように見えた2つのブランドが、動いている。 ユニクロは記号性を高め、流行を発信しようとしている。 バストイレ系のアイテムでは「ホテル」というコンセプトを打ち出し、 雑誌のようなスタイル提案を始め、サイト制作においても業界の スタークリエイターを片っ端から起用している印象がある。 タレント広告も、以前からやっていたが、露骨さを増した気がする。 いつでも、どこでも、だれでも着られる、 ファッション性のある高品質なベイシックカジュアルを 市場最低価格で継続的に提供する。 そのためにローコスト経営に徹して、 最短、最安で生産と販売を直結させる。 (ユニクロ−ミッション&ビジョン)これらの方針は、同社の世界戦略から影響されているのかもしれない。 世界に目を転じれば、H&Mなどのメガブランドが

    roar-king
    roar-king 2007/11/26
    「これでいい」というコンセプトは、単にシンプルということではなく、「最高の最低限」を狙っている。
  • 広告β:キラー・チャートをつくる

    たまに新規クライアントから、「クレデンシャルをしてくれ」という要望がくる。 クレデンシャルとは、「弊社はこんなことができます」という自己紹介みたいなもの。 売上これくらい、拠点はこれくらい・・・といったことにくわえ、得意な分野や実績も 含めて紹介することで、「なので、仕事ください!」につなげていくものである。 で、普通にクレデンシャルをするわけだけれど、仕事が欲しいので、なんとかして 印象に残したい。がしかしウソをつくわけにはいかないので、できることは限りがある。 通常ならば、成功事例を強調して表示するとか、都合のいいように紹介するとか そういうことをするのだけれど、でも、アタマのいい人が相手だと逆効果になることも。 それで最近「これはいい」と思っているのが、キラー・チャートである。造語。 キラー・チャートはひとつの図表(チャート)なのだが、なにがキラーなのかというと、

  • 広告β:幻想の落とし前

    Googleも気になるんだけれど、広告業界的にもっと気になるニュース。 車を買わず、酒もあまり飲まない。休日は自宅で過ごす。無駄な支出を嫌い、貯蓄意欲は高い――。日経済新聞社が首都圏に住む20代の若者を対象に実施したアンケート調査の結果、予想以上に堅実でつましい暮らしぶりが浮き彫りになった。消費を喚起するにはかなり手ごわい相手といえそうだ。(NIKKEI NET) 実は上記の若者はそのまますべて私に当てはまってしまうのだが、私と同じ 20代の人たちは、以下のようなものにどのような反応を示すだろうか。 ほしいものはいつでも あるんだけどない ほしいものはいつでも ないんだけどある ほんとうにほしいものがあると それだけでうれしい それだけはほしいとおもう ほしいものがほしいわ (糸井重里、西武百貨店、1988) バブル期真っ只中、まさにこれぞ!な広告である。 私

  • 広告β:ブックマークの次はどうだろう

    ソーシャル・ブックマーク(SBM)。 海外ではDiggが、日でははてなブックマークが優勢で久しいけれど、 思ったよりもこの業界(?)に変化が少ないように感じる。 業界の順位変化というわけではなくて、質的な変化についてだ。 確かに、みんなのブックマークを共有する・ページ単位でブックマークというのは、 ブログの隆盛とあいまって、それだけで十分に興味深いものだった。 コメント・タグも、単に備忘録としてだけではない使い方をされている。 いまやコメントやタグも含めて、ひとつのブログスフィアといってもいい。 しかし個人的には、まだまだ面白くなりうるものではないかと思っている。 確実に変化を生む土壌はそろってきている。 それは単に、みんなのブックマークがたまってきたということだ。 第一に、非常によく言われていることだと思うのだが、 だいぶブックマークのたまった人は、整理に苦労し

  • 広告β:プレゼンを受ける側になって思う

    最近たまたま、他の人のプレゼンを見たり、自分がプレゼンを受ける側になる 機会に恵まれて、いろいろと学ぶことがあった。 今までも、同じチームの誰かがプレゼンをするのを横で見ている事は多かったけど、 それとは異なる観点でプレゼンを見られて、とても勉強になる。 いつかビデオカメラを買って、自分のプレゼンを録画して、冷静に見直したい。 スポーツ選手だって、自分のプレイをビデオにとって研究するわけだし。 (最近、やたらとスポーツでのトレーニング手法が気になるお年頃。) で、先日、比較的若い外部の人からのプレゼンを受けた。 普段自分がしょっちゅうプレゼンをしてるだけに、見る眼が厳しくなっている。 意外にいちばんひっかかったのは、その髪型だった。 なんというか、もこみち風というのか、ややジャニーズにも似た、 ミディアムロングくらいの髪型で、清潔感はあった。でも「頭がよさそうじゃない

  • 広告β:コミュニケーションの本質を垣間見た

    ブログ不在時に色々見聞きして、感じたことをつらつらと。(てか、長い) 男同士で話していると、女性の話し方に対する愚痴が出ることがある。 (彼女らは)長々と、愚痴っぽくしゃべる。時系列に沿い長々と、ときおり脱線を繰り返す。 ズバっと解決案を示そうものなら、かえって嫌われる。 それが君のお望みじゃないのかい?なんてこったい。 会社に、「コミュニケーションルーム」というのがある。 事実、最近のオフィスデザインの流行は、コミュニケーションの誘発だ。 自然と異なる部署の人が出会うように、動線を工夫したり、イームズのソファを置いたり。 おもちゃを置いているところだってある。カラフルな模様がかわいらしい。 でも、うちの会社の「コミュニケーションルーム」は、今日もガラガラだ。 先日、合コンを久しぶりにやった。 合コンというと必ず問題になるのが、最初の気まずさだ。 まあ、お酒がまわっ

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