韓国では過去10年間インターネットビジネスが持続的に拡大した。バナー広告のほか検索連動型広告、コンテンツの月額課金、アバターアイテムの有料販売などのさまざまな収益モデルが登場した。そして、その歴史の中心には常にソーシャルネットワーキングサービス(SNS)があり、コミュニティ第1世代から韓国インターネット業界の先導役を果たしてきた。 韓国インターネットポータル市場規模とSNSの推移(出典:SERI-インターネットビジネスモデルの進化と示唆点(2006年11月)、ミュービック自社調査) 注:1999年はDaum、Neowiz、NHN3社の売上の合計、2000年以降はNHN、Daum、SK Communications、Neowiz、Yahoo Korea5社の売上の合計 2007年、日本で業界1位のSNSであるmixiの会員数が1000万人を超えた。現在韓国SNS業界1位のCyworld(サイ
ミクシィの笠原健治社長は5月10日、mixi内の動画投稿サービス「mixi動画」の動画投稿数が前日までに20万を超え、国内最大級になったと話した。 国内最大級をうたう動画コミュニティーは、サイバーエージェントの「AmebaVision」とニワンゴの「ニコニコ動画」があるが、5月10日時点の投稿数はAmebaVisionが約14万6000本、ニコニコ動画が約13万6000本。 mixi動画は、各種形式の動画をFlash形式で公開し、日記に引用できる。有料サービス「mixiプレミアム」(月額315円)ユーザー限定にも関わらず、2月5日の公開から3カ月あまりで20万本を超えた。笠原社長は「ユーザーの投稿意欲はかなり高く、投稿本数が順調に伸びている。全ユーザーにも開放していきたい」と意欲を見せた。
ミクシィが5月10日に発表した2007年3月期決算(単体)は、売上高が52億4700万円と前期比2.8倍に急伸した。SNS「mixi」の広告出稿が順調で、同社の笠原健治社長は「mixiはページビュー(PV)も広告単価も上がっている」と好調ぶりをアピール。求人情報サイト「Find Job!」も順調だった。 mixi事業の売上高は前期比約6倍の38億7969万円。うち約9割を占める広告売り上げは約7倍に伸び、単価の高いターゲティング広告や口コミを活用したタイアップ広告などの投入が奏功した形だ。有料課金会員からの売り上げは3.5倍に伸びた。 月間PVは、3月末時点でのPC版が69億1000万と、前年3月末比64%増。携帯版「mixiモバイル」は同40億3000万で、同6.8倍に増えた。 1PVあたりの広告単価も伸びており、PC版は第3四半期(3Q、2006年10~12月)が0.041~0.05円
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