だめな高校は退場してもらう 橋下知事の改革始動(朝日新聞) だめな高校は公立、私立とも退場してもらう――。大阪府の橋下徹知事の高校改革が今春、本格的に始まる。公私間の授業料格差を無くすため、府の私立助成を大幅に拡充。公私で生徒の獲得を競わせる。また、芸術やスポーツなどの分野で成果を上げた公立に助成金を約束するなど、公立同士の競争も後押しする。知事がこだわる「競争原理」は、大阪の教育の質を向上させられるのか。 (中略) 助成拡充の一方で、橋下知事は記者会見や議会で「競争を重視する制度の中では、経営的に成り立たない学校は倒れても仕方ない」と、クギを刺す。 (中略) 「『切磋琢磨(せっさたくま)』は『競争』と同義語。公立と私立で切磋琢磨して、授業内容も経営内容も上を目指してもらいたい」(3月1日、府議会) 「私立より怠けている公立ありますよ、いっぱい。だって倒産がないですから。だめな公立には退場