ベディヴィア(英語”Bedivere”)卿はアーサー王物語に登場する伝承上の人物。ベドウィール(ウェールズ語” Bedwyr”)、ベドウェルス(ラテン語”Beduerus”)、ベドワイエ(フランス語” Bédoier”)などの名で登場する。 ウェールズの諸伝承ではブリテン島最強を謳われた隻腕の戦士。ジェフリー・オブ・モンマス作「ブリタニア列王史」(1138年)ではアーサー王の献酌侍従でノルマンディー公に叙されローマ帝国との戦いで壮絶な戦死を遂げた勇将。トマス・マロリー作「アーサー王の死」(1485年)では円卓の騎士の一員で、カムランの戦い後、重傷のアーサー王の命で宝剣エクスカリバーを湖に投げ入れ、アーサー王がアヴァロンへ去るのを見送る忠臣であった。 初期のベディヴィアブリテン最強の戦士ベドウィールベディヴィア卿はウェールズの伝承に登場する戦士ベドウィール(ウェールズ語” Bedwyr”)を