スリランカの主要都市コロンボ郊外で、世界に唯一現存するマメ科植物「スリランカレグメ」を高速道路建設による伐採から守るため、出家させる僧侶ら(2021年2月10日撮影)。(c) AFP 【2月11日 AFP】スリランカの僧侶は10日、高速道路建設で伐採される予定の、世界に1本しか現存しない木を出家させた。 スリランカレグメと呼ばれるマメ科の木は、1868年に初めて確認されたが、1911年を最後に見られなくなり、2012年に絶滅が宣言された。しかし、19年、主要都市コロンボ(Colombo)の北で、高さ8メートルのスリランカレグメが1本だけ生えているのが見つかった。 だが、この木は今週、中部の巡礼地キャンディ(Kandy)に向かう高速道路建設のため切り倒されることが決まっていたため、環境活動家らが支援を求めていた。 タンゴール・サーラダ(Thangalle Saarada)僧侶は10日、僧侶数