ミャンマーでは、軍に抗議する市民の側についたとみられる武装勢力が空軍基地2か所をほぼ同時に砲撃するなど攻勢を強めています。一方、軍は、市民の抗議活動についてほぼ収束させたという見方を示しましたが、軍から離反する兵士が相次いでいます。 ミャンマーでは、市民への弾圧を続ける軍と少数民族の武装勢力との間で戦闘が続き、軍が南東部のカレン州などで連日空爆を行っているのに対し、武装勢力は軍の基地を制圧するなど攻勢を強めています。 軍は昨夜、国営テレビで、中部にある空軍基地2か所がほぼ同時に砲撃を受けたと発表しました。 けが人はいないということです。 一方、ことし2月のクーデターからまもなく3か月になるのを前に、最高意思決定機関「国家統治評議会」のエイ・ダゼン・ミェン報道官はきのう記者会見を行い「2月に始まった春はもう終わった」などと述べ、市民の抗議活動をほぼ収束させたという見方を示しました。 しかし、
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