トレンドマイクロが年末年始のセキュリティ対策の一環として、ファイル共有ソフト上で今夏ごろから広まっているという通称「タコイカウイルス」に注意を呼び掛けている。実行すると、PC内のファイルを次々にタコやイカ、アンコウなど魚介類の画像で上書きするという。 動画ファイルに偽装したスクリーンセーバー(.scr)形式の実行ファイルで、ファイル名は「<動画タイトル名>.mp4(または.avi) <長いスペース> .scr」。アイコンも動画ファイルに偽装しているという。 ダブルクリックすると同じ名前のAVIファイルを新たに作成。動画を再生させながら、PC内のファイルをタコ、イカ、ウニ、クラゲ、サザエ、アンコウ、ナマコなどの画像で次々に上書き。システムフォルダ階層内にも複数の別ウイルスを作成し、FTP接続でデータを送信している形跡もあるという。 年末年始は家庭内でネットを使う機会が増えるため、不要な