2019年9月5日のブックマーク (1件)

  • 【戦法図鑑】62 浮き飛車目くらまし戦法

    先手が▲2六歩から▲2五歩と序盤で決めてしまう形から、ちょっと奇妙な手段と狙いが有ります。 章では、その戦法と正しい応接法を御紹介します。 「図1」までの手順 ▲2六歩 ▽3四歩 ▲2五歩 ▽3三角 ▲2六飛 ▽3二飛 ▲7六歩 ▽4四歩 ▲4六飛 ▽4二飛 ▲3六飛 ▲2五歩 ▽3三角としてから 5手目に▲2六飛と浮き飛車にします。 この▲2六飛は、次に▲3六飛として3四の歩を取りに行くのが狙いです。 後手の▽3二飛は▲3六飛には▽2二角を用意して当然と思えるのですが、「図1」まで変化する余地の無い手で、 いつの間にか3四の歩取りが受からなくなっていて、思わず狐につままれているような気分になると言う何とも不思議な戦法です。 しかしこんな序盤で無条件に歩損して良い訳が有りません。そこで別の受け方を考えて見ます。 「図2」までの手順 ▲2六歩 ▽3四歩 ▲2五歩 ▽3三角 ▲2六飛 ▽8四