ヤンキースのイチロー選手が8月21日のトロント・ブルージェイズ戦で日米通算4000本安打を達成しました。このニュースは、日本ではもはや知らない人はいないでしょう。 私はNYに住んでいるので、日本でこのニュースがどの程度のセンセーションをもって報じられたのかは分かりません。逆に、米国在住者として、アメリカでこのニュースがどのように報じられ、受け止められたのかについて、私が感じた「肌感覚」をお伝えしようと思います。 なお、今回ここで書く内容は、私の私見以上の何物でもないことを予めお断りしておきます。また、日米通算4000本安打が「記録」としてどう扱われようが、日本とアメリカという世界の二大野球大国のトップレベルで4000本ものヒットを打ったというのは、歴史的な偉業であり、イチロー選手がプロ野球選手として比類なき選手であることに微塵の疑問を差し挟むものではないことを強調しておきます。 意外に冷静