今回は、剪定の際に注意する、木の濃さについての考察です。 よく剪定の本やサイトでは、濃さを揃えて切ると言いますが、私の経験では、上から下まで同じ濃さで切ってはだめな事だと捉えています。 一本の木を剪定する時でも、その濃淡で切り分けないといけないのです。 考え方としてはとても簡単なのですが、上の方は、採光性が高く成長が早いので茂りやすい。 逆に下の方は、光が当たらず、あまり成長しない。 これを剪定の際に考慮して... そのとおりです! 上の方はうすく、下の方は濃くしてあげれば良いのです。 もうちょっと噛み砕いて説明をしましょう。 どのようにすれば良いのかと言うと、上の方は、多少太い枝でも落とすようにし(この時、必ず全体のバランスや個々の枝振りを見て剪定をしましょう)、不要な枝はしっかりと整理します。 逆に、下枝は、少しくらい変な方向を向いていても、一本一本の枝を大事にし、枝を多く残すことが大
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