昨年4月、東京・池袋で発生した母子死亡9人負傷の暴走事故。1年半経ってようやく開かれた初公判(10月8日)の模様がニュースで流れると、被告人に対する世間からのバッシングがいっせいに始まりました。 その理由は、この事故を起こし、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)に問われている旧通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三被告(89)が、全面的に無罪を争う姿勢を示したことにありました。 報道によると、飯塚被告は「アクセルを踏み続けた記憶はない」と起訴事実を否認。暴走事故の原因について、「車の走行制御システムに異常が生じた」と主張し、自身の運転ミスではないと述べた、とのことです。 被告が主張する「走行制御システムの異常」とは、該当車種にみられる欠陥なのか? それとも、点検・整備の際の不手際だったのか? ぜひ裁判の中で徹底的に立証し、明らかにしていただきたいと思います。 ■ある死亡事故の「加害者」から届いた
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