ゲノム編集の元副教授に懲役3年 営利目的、赤ちゃん3人誕生―中国 2019年12月30日21時34分 【北京時事】中国広東省の深セン市南山区人民法院(裁判所)は30日、2018年11月に遺伝子を効率よく改変する「ゲノム編集」技術を使ってエイズウイルス(HIV)に感染しないよう受精卵を操作して双子を誕生させたと公表した元南方科技大学副教授の賀建奎被告に対し、違法医療行為罪で懲役3年、罰金300万元(約4700万円)の実刑判決を言い渡した。営利目的で双子を含む赤ちゃん3人を誕生させたと認定した。国営新華社通信が伝えた。 【地球コラム】習近平 「香港の乱」への怯え 判決によると、賀被告は16年以降、同省内の医療機関に勤める2人と共謀し、全員医師資格がないにもかかわらず、安全性や有効性が確認されていない受精卵のゲノム編集を行い、その結果、2人が妊娠し、ゲノム編集ベビー3人が生まれた。夫がHIVに感
<「遺伝子操作ベビーの誕生」が中国内外からただちに厳しい批判を浴びてから1年になる。しかし、謎は残されたままだ......> 中国の賀建奎(ホー・チエンコイ)博士が、2018年11月25日、動画共有サービス「ユーチューブ」で「ゲノム編集技術『CRISPR-Cas9』で遺伝子を改変した受精卵から双子の女児を誕生させた」と公表し、中国内外からただちに厳しい批判を浴びてから1年になる。しかし、「遺伝子操作ベビーの誕生」をとりまく謎は残されたままだ。 世界各国が非難し、中国政府も追随したが...... 2018年11月29日には、米国、英国、日本など、8カ国14名の研究者によって、賀博士の研究や実験を非難する共同声明が出されている。 AP通信によると、中国政府は、11月29日、賀博士の研究活動の中止を命じた。中国科学技術部の徐南平副部長は、中国の国営放送「中国中央電視台(CCTV)」で「科学技術部
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