フランス・エオレ(Aytré)の老人ホームで行われる、アルツハイマー病患者のためのワークショップ(2011年7月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/PATRICK BERNARD 【2月3日 AFP】アルツハイマー病は脳の部位から部位へ伝染病のように拡散するという研究結果が1日、米科学誌「プロスワン(PLoS ONE)」(電子版)に発表された。 米コロンビア大学メディカルセンター(Columbia University Medical Center)の研究チームは、遺伝子組み換えマウスを使った研究で、アルツハイマー病に関連する異常なタウタンパク質がニューロン(脳神経細胞)からニューロンへ「ジャンプ」しながら、脳回路を移動していることを確認したという。 今回の発見を応用すれば、いつの日かアルツハイマー病の進行を遅らせたり止めたりする治療法が確立されるかもしれない。 論文を共同執筆したスコッ