歌舞伎は敷居が高そう。勉強しなければ分からないのでは・・・。 そんなイメージをお持ちのかたもいらっしゃるのではないでしょうか。 当たり前のことですが江戸時代、歌舞伎は現代劇でした。明治、大正までは「予習をして」歌舞伎を観るという習慣すらなかったと言います。では、現代に生きる私たちの楽しみ方とは。各界でご活躍されている方と、予習なし、身構えなしで観劇し、丸腰で“感じ入る”客としての道を探ります。 今回は、編集者、プロデューサー、そして司会者として八面六臂のご活躍をなさっている、いとうせいこうさんと一緒に感劇します。 10代の頃から古典を観続けているいとうさん。その審美眼と広い知識は、想像を超える感劇道へと誘ってくださいます。