世に棲む日日(一) (文春文庫) 電子書籍: 司馬遼太郎 昔、一度挫折したのだけど、最近、ふと思い立って読み直した。めちゃめちゃ面白かった。 高杉晋作と吉田松陰の物語 特に記憶に残ったこと – 当時の日本は班に分かれていたので、いまの日本と違う国の概念だったわけで、その中で、国を統一するという概念・推進するという考えを持つというのはなかなかすごい。キングダムの中華統一にも似た想像力。ただ、これを今に当てはまるとやはり今の国の概念も永遠ではないわけで、別の国があり得るわけで、それは想像力の問題だなと思った – 吉田松陰は滅私奉公的な、個人よりも公のために死ねる人だったわけだが、それは個人の特性というよりも、教育によるものだと理解。宗教ではなく教育でそこまで人は価値観を変えれるものだという驚き 良いなと思った箇所抜粋 (どうせ人間、死ぬのだ) と、伊藤はおもった。〜(おれはもう死んでいるのだ