今や携帯電話は1人1台が持つ時代だ。企業の業績向上を図る新たなツールとして注目される携帯電話のインターネットマーケティングの最新事情を探る。 携帯電話インターネットは、1999年にNTTドコモが開始した「iモード」によって本格的に立ち上がった。現在ではインターネットに接続できる端末が8400万台を突破し、個人密着型メディアとしての立場を築きつつある。 2000年から携帯電話インターネットのコンテンツサービスを手がけるネットドリーマーズの向江俊和取締役は、「2006年後半から3.5世代という高速通信サービスが始まり、定額制ブロードバンドでPCインターネットの普及を一気に広げたADSLのようなインパクトが、携帯インターネットの世界へもうすぐやって来る」と話す。 このような中、収益や顧客拡大を狙って多くの企業が携帯電話インターネットを活用したマーケティングに注目を始めている。だが、PCとは違って
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