発売から日が経ち、iPhoneをじっくりと触ってみて分かった点がある。デザイン、iTunes、電話、ブラウザ、メールネットアクセス、メディアプレーヤー。それぞれの使い勝手を紹介する。 「iPhone」がついに発売された。その優れた意匠は、Apple初のスマートフォンデバイスとして、数カ月前から高まっていた消費者の熱い期待に応えるに十分の完成度だ。だが、iPhoneの画期的なデザインとは裏腹に、データサービスの一貫性にはむらがあり、アプリケーションの種類が少ないこともあって、ユーザーエクスペリエンスに対する評価は賛否入り乱れている。わたしがiPhoneを試してみた感想としては、メディアプレーヤーとしては抜きん出ており、電話機能も平均以上だが、インターネットおよび生産性デバイスとしては水準を下回るというものだ。 iPhoneの使い勝手のよさと大きな将来性はユーザーを惹き付けて止まず、一部には中