「イニエスタたちがいてくれた、これまでの時間を踏まえてチームが進化したのだと理解しています」 サッカーJリーグは11月25日、ヴィッセル神戸が名古屋グランパスを2対1で下し、Jリーグに加盟した1997年から27年目で悲願の初優勝を果たした。2004年に神戸のオーナーになった楽天グループにとっても苦節20年目でのリーグ制覇。 楽天グループの三木谷浩史会長兼社長が独占インタビューに応じた。 勝ち点差は1、勝てば悲願のJ1初優勝 神戸市兵庫区のノエビアスタジアムは2万3000人を超えるサポーターで埋め尽くされた。暫定首位のヴィッセル神戸は、前日の試合で2位横浜Fマリノスが引き分けたため、残り2試合で勝ち点差は1。ヴィッセルはこの試合に勝てば悲願のJ1初優勝だ。8割方はクリムゾンレッド(えんじ色)のユニフォームに身を包んだ神戸サポーターである。 5位の名古屋グランパスも士気は高い。勝てば3位に滑り