豊橋の言語処理学会の最終日、私は参加できなかったのですがワークショップで「自然言語処理における企業と大学と学生の関係」というテーマのパネルディスカッションなどがあったようです。言語処理学会第17回年次大会(NLP2011)Twitterで断片的に議論を見ていたのですが、それを流し読みしながら考えたことを書きます。「研究のための研究」を批判するのは簡単ですが、「実用のための(応用)研究のための(基礎)研究」というように3ホップ先を見た研究は必要だと思うという話です。Webを対象とした自然言語処理の研究には表面的な新しさはあるものの、やっていることは既存技術の適用だったりすることが多く、修士の学生くらいまでならともかく本職の研究者にはもっと深いことをやってほしい、というつぶやきも見かけました(Twitter検索で引っかからないので誰だったか分かりません)が、そのとおりだと思いました。コーパス固