Googleがオープンソースでロイヤリティフリーの動画圧縮技術「VP8」をリリースしてから1カ月が過ぎたが、同社は早くもVP8の大幅な改良に取り組んでいる。 VP8は、音声コーデック「Vorbis」との組み合わせで「WebM」というコーデックを構成している。GoogleはWebMにより、競合する「H.264」コーデックにまとわりつく特許とロイヤリティのしがらみからウェブ動画を解放しようとしている。WebMの競争力を高めるために、同社はVP8のエンコード/デコードを高速化する方法だけではなく、フォーマットそのものに対するさらに根本的な改良にも取り組み始めている。 GoogleのコーデックエンジニアリングマネージャーであるJim Bankoski氏は、米国時間6月17日に投稿したブログの中で次のように述べている。「あらゆるコーデックと同様に、WebMも変化を免れることはできない。われわれのプロ
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