森を歩く 晩秋の森を歩いてきました。 森の中に入ると、木々の葉は落ち始めていて、寂しげな静寂が漂っていました。 耳を澄ましても、森はシンと静まりかえっていて、時折、鳥の鳴く声が聞こえるだけです。 落ち葉を踏みしめると、カサカサと音がして、それはとても耳に心地よいものです。斜面を登っていくと、はあはあと息は切れますが、不快な汗が出ることもありませんでした。 立ち止まり、空を見上げて深呼吸をすると、日常のごちゃごちゃやもやもやが霧散していく気がします。 そして、いま自分が森の中にいるのを感じます。 僕はこの写真のように、木の葉の一枚一枚に繊細さを感じる森が好きです。ただの雑木林ではなくて、手入れされているけれど、極力人の手が入っていない原始の森みたいな感じ。語彙力がなくてすみません。 人それぞれ、惹かれる風景は違うのでしょうね。凄い風景が目の前に展開されると、みんな「すごーい」「やばい」とかっ