23日、福井県のJR北陸線で、レールに亀裂が入り、その付近の区間では時速15キロ以下で徐行するよう規制されていたにもかかわらず、普通列車が時速110キロと大幅に速度を超過して走行していたことが分かりました。 乗客にけがはありませんでした。 23日午後3時ごろ、JR北陸線の福井県敦賀市と南越前町を結ぶ北陸トンネルで、線路の点検をしていた作業員が、レールに深さ15センチの亀裂が入っているのを見つけました。 このため、JR西日本金沢支社は、いったん運転を見合わせ、およそ30分後、現場付近の区間では、時速15キロ以下で徐行するよう規制して運転を再開しました。 しかし、23日午後8時ごろ、金沢から敦賀に向かっていた普通列車が、通常どおりの時速110キロでこの区間を通過していました。 およそ50人の乗客にけがなどはありませんでした。 JR西日本金沢支社によりますと、規制については、担当の運転士全員に書