静岡県では19日、動物よけの電気柵で感電し、男性2人が死亡する事故がありましたが、石川県でも今月17日に95歳の女性が動物よけの電気柵に触れて、病院に運ばれていたことが分かりました。 女性は一時、起き上がれなくなり、通りかかった人に発見されて病院に運ばれましたが、けがはなかったということです。 竹橋地区ではイノシシなどの田んぼへの侵入を防ぐため、今月上旬に、地区の農家が共同でおよそ4キロの長さの電気柵を設置していて、5000ボルト以上の電圧で電気を流していたということです。 女性はNHKの取材に対し、「触れると、手も足も動かなくなってびっくりした。近所の人に助けてもらえて本当によかった」と話していました。 女性によりますと、電気柵の近くにある自分の畑の手入れをしていた時に、誤って手が柵に触れたということです。 電気柵を巡っては、19日、静岡県西伊豆町の川岸で家族連れなど7人が感電し、男性2