ある方と話していて、おじさんにとっての成長って難しいよねという話になった。 成長は良いことだ、成長し続けるべきだ、という価値観や方向性は、その言葉だけ聞くと「そうだよなぁ、うんうん」となるんだけど、自分自身に当てはめてみると、それってなんかしんどいと言うか、100歳まで生きたとしてそれが続けられるだろうか、とかいろんな違和感が発生する。 その違和感を覗いてみると、年を取ったのかなぁ、自分も老害になってるのかなぁ、とかなかなか暗い気持ちになることも、たまに、ある。 一方で、幸いにも子供に恵まれ、毎日見ていると、明らかに「成長」している。本当に昨日できてなかったことが今日できるようになるのだ。寝返りをうつ、おもちゃで遊ぶようになる、座れるようになる。もうその成長速度たるや、見ていると驚愕するし、幸せな気持ちになる。これは「成長」で違和感が無い。 自分も思い返してみると、吹奏楽部で楽器を始めたと