2016年5月1日のブックマーク (2件)

  • 三菱自販売店潜入ルポ 販売現場から悲鳴噴出 謝罪繰り返し“お通夜”ムード

    軽自動車「eKワゴン」などの燃費データの改竄(かいざん)が発覚し、三菱自動車が苦境に陥っている。売れ筋だった軽自動車の4月1日~27日の販売台数は、前年同期比約4割減の約1400台にとどまるなど、深刻な客離れに見舞われているのだ。販売の現場からは「先行きが不安」と悲鳴が噴出。閑古鳥が鳴く東京都内の販売店では従業員が謝罪を繰り返すなど、お通夜のような暗いムードが漂っていた。“eKショック”に揺れる現場を歩いた。 存亡の危機に陥っている三菱自だが、販売店の現場はどうなっているのか。都内のオフィス街にある店舗を訪れた。 ガラス張りのショールームには客が1人もおらず、男性スタッフ1人、女性スタッフ2人が所在なさげにたたずむ。 連休前のお昼時。ランチタイムを楽しもうと一斉にビルから出てくるサラリーマンやOLたちのにぎわいとは対照的な光景だ。 ドアを開けると、女性スタッフがやや驚いた表情を浮かべた。客

    三菱自販売店潜入ルポ 販売現場から悲鳴噴出 謝罪繰り返し“お通夜”ムード
  • 三菱グループ最高機関「金曜会」は自工をどう救うか

    『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 燃費偽装問題に揺れる三菱自動車。2000、04年の相次ぐリコール(回収・無償修理)隠し問題で経営危機に陥った際には、三菱グループの全面支援を受けて再建を果たした。あの当時、どんなことが起きていたのか。内部資料や関係者の証言から振り返る。(週刊ダイヤモンド2016年1月30日号特集「三菱最強伝説」の記事を加筆・修正) 「あのとき、スリーダイヤは完全に地に落ち、もう持たないと思った」 2000年に発覚した三菱自動車のリコール隠し事件。当時を知る「金曜会」メンバー企業の元幹部は振り返る。 金曜会とは三菱グループの中枢機関といえる存在である。三菱グループ29社の会長、社長がメンバーに名を連ね

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