セコムは東京電力からデータセンター事業を買収する方針を固めた。運営子会社の株式の過半を取得する方向で最終調整している。買収額は500億円前後とみられる。国内最大級の施設を取得し、企業の重要なデータを安全に保管する事業の拡大を狙う。東電は大型資産の売却にメドをつけ、再建策の「総合特別事業計画」で掲げた合理化目標達成に一歩近づく。
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セコムトラストシステムズは、東京2カ所(23区内と郊外)、大阪、鳥取、島根の計5カ所でデータセンターのサービスを提供している。東京郊外のデータセンターでは2010年8月1日、従来の本館の隣に増設した新館でもサービスを開始する。高いセキュリティを備えていることが同社データセンターの特徴だが、「新館では利便性も併せて追求した」(営業開発本部 プロフェッショナルサポート三部 部長 神部永志氏)。 新館では、センターの入退館時に本人を認証する仕組みとして、歩いている人の顔を自動認証する「ウォークスルー顔認証システム」を導入した(写真)。ICカードをタッチするなどの手間がかからず、本人認証できるのが特徴である。ウォークスルー顔認証システムをデータセンターで導入するのは、国内ではほぼ初めてである。 ラックの扉はICカード認証で解錠 さらに、サーバールーム内の各ラックの扉を、正規ユーザーしか開けられない
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