6月30日、インターネットイニシアティブ(IIJ)とIIJグループでコンタクトセンターやネットワークの運用アウトソーシング事業を展開するネットケアは、IIJグループの新たなデータセンターとして「高津(こうづ)データセンター」を開設し、7月1日より運用を開始すると発表した。 高津データセンターは、2008年に開設した心斎橋データセンターに続き、関西圏でも特に需要が高い大阪市内に立地。コロケーションのみならず機器の運用、監視サービスなどのメニューを多数用意する。 また、データセンターをインフラとして、その上でIIJグループのさまざまなサービスを組み合わせることで、ネットワークシステムの構築から運用までトータルなネットワークソリューションを導入できる。さらに、ビル免震による高い耐震性を兼ね備えており、アウトソーシング目的での利用はもちろん、ディザスタリカバリサイトとしても活用できるとしている。
6月30日、ヤフーと同社のグループ会社IDCフロンティアは、福岡県北九州市のデータセンター「アジアン・フロンティア」の4号棟の増設決定を発表した。今夏着工し、2012年4月末の竣工を目標とする。 アジアン・フロンティアは、大規模な外気空調方式を採用したデータセンター。外気を取り入れてサーバーの排熱を室外に排出する外気空調と、冷気と暖気を分離するホットアイル閉じ込め方式による空調の効率化、床高・天井高を十分に確保することによる空調動力の低減を図っており、外気空調を使用しない方法に比べ最大4割弱の空調消費電力を削減しているという。 現在、2011年9月末の竣工予定で3号棟を建設中。新たに4号棟を建設することで、急増する災害対策需要に対応すると共に、Yahoo! JAPANグループのインターネット事業におけるインフラ基盤強化とクラウドコンピューティングサービス「NOAH(ノア)」の西日本拠点とし
節電対応の強化が企業に求められる中、データセンター事業者が相次いで新設に動いている。節電目的で自社運用する情報機器を預ける企業が増えているためで、インターネットサービス大手のインターネットイニシアティブ(IIJ)は1日、関西で4カ所目となるセンターを大阪市内で稼働させた。ヤフージャパングループのIDCフロンティアは顧客の増加に対応するため、北九州市のセンター内に4棟目の建設を決めた。災害対策の一環として情報を分散保管する動きに対応する狙いもある。 IIJは大阪市中央区で「高津データセンター」を開設し、1日に運用を始めた。情報機器の設置場所を貸し出す「コロケーションサービス」などを提供する。同社の担当者は「東京電力管内の電力不足によって関西地区の需要が高まっていることに対応した」と話す。 同社は4月に島根県松江市で大規模なセンターを新設したばかりだが、今回は東日本大震災後に電力不足などを踏ま
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